相続は、「争続」と言われるように、後々遺された親族同士のトラブルに発展するケースが数多くあります。しかしながら、そのような事態は被相続人(亡くなった方)としては非常に不本意なものではないでしょうか。
そのような事態にならないために、終活としての「遺言・信託」は非常に意義があると言えます。
遺言により意思を実現する方法は、例えば、以下のような流れとなります。
遺言により意思を実現する方法
- 遺言者の意思を尊重した遺言書の内容を検討
- 公正証書遺言の作成
- 遺言執行者として、遺言書のとおりに遺産分割を執行
特に、③の遺言執行者をご指名(ご依頼)いただくことで、相続が開始した際に、相続人に銀行へ行って相続の手続きを行ったり、不動産登記を行うための手続きを依頼したりという手間をかけてしまう心配が一切なくなります。
このように、事前に専門家のサポートのもと、準備をしておくことで、「争続」の発生を未然に防ぐことができます。
ぜひとも、お元気なうちに今後のことについて考えてみてはいかがでしょうか。