背景
富山県出身で関西方面に嫁がれた女性Aさんは、亡くなった母の保険金の分配や富山県にある不動産の所有を巡って、富山にお住いの兄Bさんとなかなかお話合いができずに困っておられました。
弁護士の関わり
Aさんからお問い合わせをいただき、LINEビデオ通話でご相談を受け、兄Bさんに対する遺産分割調停を申立することとしました。Bさんは、弁護士に依頼することなく、最初の1回は調停に出席したのですが、その後調停に出席することも無く、お話合いが進まなかったことから、裁判所が調停に代わる審判を下し、不動産の帰属やお母さんの死亡保険金の分配についても決着をつけることができました。
所感
Aさんは関西方面にお住まいの方で、富山家庭裁判所に調停の申立をおこないましたが、当事務所との打ち合わせは初回相談からLINEビデオ通話で、普段のやり取りもLINEで密におこない、この遺産分割の関係では一度も富山にお越しいただくことなく、不動産の登記移転まですべておこなうことができました。
遠方にお住まいで、富山に遺産分割の進まないご実家や不動産のある方は、Webの打ち合わせにより手続きを進めていくことができますので、当事務所にご相談ください。